
最近、さまざまなスポーツでメンタルトレーニングの大切さが重視されてきた。野球においても、プロ野球はもちろん、高校野球の解説でも精神分析が行われてきている。だが、実際のところ中学、高校生でメンタルトレーニングが出来ている、実践している選手は少なく、浸透しているとは言えない。本を買って読んでみて、メンタルトレーニングの大切さを知ったとしても、どうトレーニングしたらいいかがわからない、原因はそれであろう。フィジカルや、技術練習とは違い、目に見えるものではないので、わからないと言うのも無理はない。メンタルトレーニングが扱う分野は選手の心理全般である。イメージトレーニング、集中力、リラクゼーションなどといった、今となってはとても有名な言葉から、心理的戦術、間合いやタイミング、生活リズムと選手心理といった、深いところまで掘り下げていくことになる。基礎としては、中学、高校生にもっとも必要なイメージトレーニング、集中力、リラクゼーションについてやっていくことが好ましい。まず、トレーニングをやるにあたって必要なことが、なぜ自分にこのトレーニングが必要なのか、どういった理論なのかということを十分に理解することだ。でないと、なんとなくやっていたのでは効果が期待できない。メンタルトレーニングは試合のときにだけやればいいと言うものではない。例えば、試合でプラス思考を実行しようとしても、日常生活でマイナス思考を繰り返していたのでは試合でプラス思考になれるわけがない。ではどうしたらいいのか。答えは簡単。プラス思考を習慣にすればいいのだ。実は、この習慣作りこそがトレーニングにつながってくるのである。